ディアスポラ
作:はす


もとは辺境の小国。
唯一神セフィロトを信仰するセフィラ教が盛ん。


大公と教皇と元老院によって治められていた。
(大公と教皇の選出には元老院の手がかかっているので、実質、元老院の意のままです)


前魔族封印大戦の折には大公モーシェ・デ・レオン自ら戦地に赴き、英雄として名を連ねる。
が、元老院の策略によってモーシェは暗殺(実際には未遂)され、
当時まだ学校をでたばかりの少年ギュスターヴを
大公としてかかげあげ、元老院の思いのままに行政を成す。

このころ(547年?)バルティック王国、神聖国家ユグドラシルに並ぶ国力をもつ。

しかし、大公となったギュスターヴは元老院の予想より頭の切れる人物であり、時を重ねるうちに
元老院のありかたに疑問を抱くようになる。

失脚を憂えた元老院は、新たな候補をたて、世代交代を狙う。(←ゲームはここ)


暗殺されたと思われたモーシェは生き残り、シメオンと名を代え、国を正すための道を探していた。
孫セファリムに自身の知識をすべて与え、大公ルリアに仕えさせる。
(セファリムの両親は、なにかしらの形で元老院に消されてるかんじでしょうか)
(シメオンは、下町の物知り爺さんといった立場です)
(セファリムは幼少の頃のギュスターヴと多少の面識があるので、
それも仕官・昇進に役立っていたのかもしれません。
下記のネフェスのこともふまえると、ギュスターヴが曹操のように雇用に寛容であった可能性も考えられます)


元老院は、魔導機の発達に力を入れており、エリア・バルシェムという魔導機開発の達人を呼ぶ。
人体実験なども平気で行うバルシェムは、大公ギュスターヴも取込み、ギュスターヴと元老院を利用して
自分のやりたいように研究を進める。

バルシェムの人体実験を始めて生き延びた少女ネフェスは、大公ギュスターヴの同情を買い、雇用される。
(この人体実験は、ギュスターヴがまだ若年の頃に行われており、
ギュスターヴは責任者がバルシェムであることを知りません。
バルシェムが嘘の人体実験責任者をたて、処分しているかんじでしょうか)

※バルシェム関連案その2
マッドで魔導機研究狂ではありますが、人体実験にはかかわっていないかんじで……。
過去の実験のレポートを参考にはしていて、ネフェス(いればそれ以外の被験者も)の
生命維持にはこの人の頭脳が必要

*最も売り込みたいのは、軍師セファリムです。

*ネフェスくらいしか前衛系がおらず、そのネフェスも魔導機しか指揮できないため、
自然と魔導機をメインに扱うことになるバランスでしょうか。

国の主要人物の能力イメージは
セファリム≧バルシェム>>ギュスターヴ>シメオン>ネフェス>>ゼルバベル>>>デイビッド


国名:ディアスポラ
公用語:セフィラ語(一部自治区域では先住民族の言語が使われ続けている)
首都:ガンエデン
大公:ギュスターヴ・ルーアハ・メンデル
丞相:セファリム・マルクト・メルカバ


ディアスポラキャラを描くにあたっての注意点
●髪はどこかしらに編みこみがある
●短髪の女性はいない
●ズボン・スカートは前後あわせで、脇が大きめに開いている形
●魔法を扱うには基本的に媒体が必要。



(年齢は563年現在)

■元老院(6〜100名?)


地形

首都ガンエデン(capital GanEden)
 内海に近いアララト山麓にある天然要塞。ディアスポラ公国の首都。
アダマ台地(plateau Adamah)
 アララト山南東にある肥沃な台地。農業が盛ん。特産品はメロン。
カルバリア丘陵(Calvaria hill)
 近代にディアスポラに吸収された小国との紛争においての激戦地。
アララト山(Mt.Ararat)
 セフィラ教において聖地とされる山。5合目付近は酪農が盛んで、小都市を築いている。
ノド台地(plateau Nod)
 古くは鉱山都市として賑わったが、今では鉱物資源も出ず、農作物も育たない死んだ土地。
 今では商業国家とエスティリア東端の町を結ぶ宿場として生計を立てるものが多い。
 公国のお偉方が用意した、技術開発の施設があるという噂も。



キャラクター

@

ギュスターヴ・ルーアハ・メンデ
年齢:31歳 役職:大公   身長:180   利手:右
誕生日:9・25   血液型:A   好物:チャイ   武器:魔導銃器

元老院によって選出された現ディアスポラ元首。
シメオンに師事しており、セファリムに内政を全てまかせて無能を装う。
実際はきたる魔族との抗争に備え、対悪魔用魔導機の開発と
情報収集を進めている。

 「あいかわらずキビしいねえ、セファリムちゃんは…
 あんまりプリプリしてると小皺が増えちゃうよ?」
A

シメオン・ゾハル・メルカバ
年齢:63歳   役職:老師(英雄モーシェ・デ・レオン(Mosheh de Leon)その人)
身長:178   利手:右   誕生日:10・5   血液型:AO
好物:メロン   武器:拳   魔法媒体:なし(不要)

前魔族大戦時の英雄の一人。
邪神の封印に関する多くを知っていたためにアシュケロンの使徒に狙われる。
息子夫婦ら親族は殺害されましたが、孫娘はなんとか助けています。
自身も孫も死んだことにして、偽名を使い魔族との抗争のための
準備を進めています。
孫娘には真実を知らせず、かつての部下を息子夫婦としてたてています。

「カムフラージュの為とはいえ、エロ爺を装うのも骨が折れるわ」
B

セファリム・マルクト・メルカバ
年齢:24歳。シメオンの孫娘。   役職:丞相   身長:164   利手:両
誕生日:12・25   血液型:A   好物:アップルソースのポテトパンケーキ
武器:短杖(魔法で雷鞭化させる)   魔法媒体:剣(コリシュマルド)

カールデュロイ・バルバロッサの弟子。
祖父シメオンが英雄モーシェであることを知りません。
得意な分野は軍事でなく政治なので、本来なら内政に集中させてあげたい人物です。
人材登用のエキスパート。

祖父シメオンの破天荒(破廉恥?)な振る舞いを恥ずかしく思っており、
またそのシメオンに付き合わされてだらしなく過ごすギュスターヴに
少なからず責任を感じている。

戦場での通り名:「神の戦車」

※セファリムの台詞は、理屈っぽい長文で、かつ句読点がないかんじで。
C

エリア・バルシェム
年齢:42歳   役職:魔導科学技術庁長   身長:179   利手:左
誕生日:2・23   血液型:AB
好物;杏仁豆腐(「おいちぃ♪」とか言ったりするとかしないとか)
武器:ミニ魔導機   魔法媒体:指揮棒(オーケストラの指揮者がもつそれ)

魔導機製作に精通するマッド・サイエンティスト。
言動はあやしく見えますが、根はいたっていいひとです。
D

ネフェス
年齢:15歳   役職:魔導機師団特務部隊長   身長:147   利手:両
誕生日:5・6   血液型:O(+ナノ魔導機)   好物:胡桃   武器:短剣、ブーツ

魔導機融合実験被験者唯一の生存者。
自分の出血をなめとる癖(というか代謝機能の維持)がある。
エリアに恩義(或いはそれ以上の何か)を感じ、忠実に従う。

戦場での通り名:「エメトの人形」
E

デイビッド・ルービニ
年齢:15歳   役職:次期大公候補   身長:162   利手:右
誕生日:11・25   血液型:B
好物:リンゴ(セファリムがむいた兎形リンゴが最上級)
武器:仕込み杖(三節棍、隠し刀)   魔法媒体:本

セファリムLOVE。な次期大公候補の貴族少年。
いまこの国をささえているのは偏に丞相セファリムの力で(実際そうであるが)
それをまったく意に介さず遊びほうけているギュスターヴを悪と考えている。
F

イツハク・ゼルバベル
年齢:65歳   役職:セフィラ教教皇   身長:170   利手:右
誕生日:9・28   血液型:BO   好物:リンゴの蜂蜜漬け
武器:燭台   魔法媒体:燭台

モーシェ・デ・レオンと旧知の仲。前魔族封印大戦時に失明。
光を失ってなお教皇としてその存在を求められる人徳者。
個人的にはセフィラ教の存在を見直したいと考えており、
後継問題とあわせて悩みの種。
G

シュリラニ・ルン
年齢:24歳   役職:丞相秘書官   身長:166   利手:左   誕生日:10・1
血液型:O   好物:ヨーグルト   武器:なし   魔法媒体:シタール

セファリムの幼馴染である、先住民族の女性。
サハスラーラとシメオンに師事し、セファリムの秘書官を務める。
のほほんを絵に描いたような癒し系(セファリム専用)。

※シュリラニの台詞は、先住民族訛りをだす方向で。
 イントネーションが少しおかしく、助詞もたまに抜ける。
 言葉尻がカタカナになるようなイメージ。
H

ロベール・ブラントーム
年齢:31歳   役職:元老院   身長:174   利手:右   誕生日:2・12
血液型:A   好物:半発酵茶(ウーロン茶)   武器:剣(レイピア)
魔法媒体:羽根ペン

元老院(というかディアスポラ国内)で数少ない、
ギュスターヴ要注意人物論をかかげる人。
ギュスターヴが無能を装う裏で何を画策しているのかを突き止め、
広くその存在の危険さを説こうと考えている。
またデイビッドの潜在能力や人柄に惚れ込む、デイビッド派主要人物。
I

デリラ・マルマード
年齢:33歳(?)   役職:元老院   身長:165   利手:右
誕生日:6・2   血液型:AB(?)   好物:ムール貝の白ワイン蒸し
武器:コンパス   魔法媒体:髪

正体は、アシュケロンの使徒・華面のイフナシア。
優しい身のこなしの中に妖艶さを含んでいる女性。
J サハスラーラ 年齢:80〜90歳?   役職:先住民族長   身長:131   利手:右
誕生日:11・3   血液型:BO   好物:ヨーグルト   武器:拳(手刀、抜き手)
魔法媒体:なし(不要)

シュリラニの祖母である先住民族の女性。未来が見えるという予見者。
身体の異常なのか魔法の力なのか、若い(若すぎる)姿をしている。
基本的に物事は流れるままでいいという考えの下、
民族迫害を受けているといってもいいような状況でも、楽しく暮らしている。

「オマエさん達ネェ、そんな言葉は儂の足に
 ついてこられるようになってからお吐き」
K ベザレル・アブラフィア 年齢:32歳   役職:セフィラ教神殿護衛兵長   身長:171   利手:右
誕生日:8・7   血液型:A   好物:ブルーベリー   武器:メイス
魔法媒体:盾

アララト山出身の僧侶の一人。
羊追いで鍛えた体力を武器に護衛兵長を務める、物静かな女性。
L ガナパティ 年齢:32歳   役職:先住民族若頭   身長:184   利手:右
誕生日:9・4   血液型:AO   好物:バターライス   武器:壷

サハスラーラを支え、先住民族をまとめる若頭。
「侵略者」セフィラ教とその信徒・民族を快く思っていない。
個々人とそういった括りは分けて考えなければと思ってはいるが、
いざディアスポラ人に対するとつっけんどんな態度をとってしまう。
元老院の方々 6〜100名? 将軍としては使えない?

★FAQ

.セファリムって内政、人事のエキスパートなんでしょ?
   ギュスターヴが只者じゃないって気付かないの? ボンクラじゃん。

.シメオンの計略はセファリムの眼力の上をいっており(実際に性格がアレなこともあり)
  そのシメオンの影に隠れ、ギュスターヴだけは真っ直ぐ見通せなくなっています。
  またギュスターヴに対し、祖父のバカな事につき合わせてしまって申し訳ないとも感じています。
  そのために、ギュスターヴをしっかりと評価する機会を逸しています。
  心深くにてギュスターヴのイメージと現実とでその齟齬を感じ取っているために、
  シナリオが進むにつれギュスターヴへの違和感を恋愛感情なりと勘違いするような
  場面もあるのかもしれません。
  「なぜ私はあんな無責任元首のことをこうも気にかけているのだろうか……?
   ……まさか……なわけないですね(;´д`)ヾ」

  ……まぁ、真ギュスターヴにコロッといくわけですがw






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